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3月15日(2日目の午後)荷物を置いてK20・K21へ

  • 執筆者の写真: 栃原比比奈
    栃原比比奈
  • 3月20日
  • 読了時間: 3分

K20 Kunstammlung(K20州立美術館)
K20 Kunstammlung(K20州立美術館)

K20までは電車U72で一本だった。シャガール展の初日だったようで会場は少し混んでいた。個人的にはあまりシャガールは興味がなく、初日に来れた!という感動はなかった。高校2年生くらいの時に、シャガールが好きになった時期がある。けれど、そんなに長くは続かなかった。少し幻想的過ぎるのと、お花畑とか結婚とか愛をテーマにしていることになんとなく壁を感じた記憶がある。色は好きだったが、シャガールは私には少し甘さが強すぎる気がしていた。


しかしだ。こんなにシャガールを見たことがあっただろうか?というくらい、すごい点数を見ていくうちに、今まで見たことのなかったシャガールの絵もたくさんあり、シャガールに対するある種の偏見はなくなった。私はどちらかというと少し不気味で不安定な絵画に惹かれる傾向がある。


常設展のコーナーはただただ広くて、すべて周れたのか把握するのも難しいくらいだった。

ここからはお仕事なので細かくは書けないが、クレーの絵画コーナーは特に充実していた。


K21 Standehaus Kunstsammlung Nordrhein-Westfalen(K21州立美術館)
K21 Standehaus Kunstsammlung Nordrhein-Westfalen(K21州立美術館)

K21はK20から電車U73で20分くらいのところ。公園の中にある。K20は絵画が充実していてかなり時間がかかったが、K21は現代アート系(?)で見るのにそんな時間はかからなかった。好きとか嫌いとかではなくて、昔の絵画はちゃんとしていると思う。ちゃんとしているから情報量が多くて、見るのにとても時間がかかる。現代アートはちゃんとしていないわけではないが、テキストが読めないとそこの情報が抜けてしまうので、見ることだけでいえばそんなに情報量はないかな、、、というのが私の率直な感想。どうせ日本語しか読めないから、テキストがたくさん貼ってあっても素通りするしかないし。なのでK21はほとんど休憩時間になった。



ここがエントランスでチケット購入するフロア。たくさんキングサイズの黒いクッションが置いてあり、みんなごろりとくつろいでいる。天井はガラス張りで吹き抜けになっていて、とても気持ちいい。朝のドタバタ移動とK20でだいぶ疲れていたので、私もみんなの真似をして入るなりここで寝っ転がりました。


最上階も休憩スペースになっています。天気も良かったのでかなりここは気に入りました。

絵画やアートについては、触れませんがこの美術館は空間が美しいです。

窓もたくさんあるのですが、ひとつひとつの窓が美しくてついつい見とれてしまう。。。


そんなわけで、K21ではほとんどの時間をごろごろまったりし、カトリンさんとヘーゼルちゃんが待つ家には18時半に帰りました。帰りにカトリンさんから教えてもらったREWEという「とても良いスーパーマーケット」に寄って18時半着なので、まあまあ旅程通りかな。


せっかくデュッセルドルフに来たのだからと、瓶ビールを4本買いました。他にもチーズとか生パスタとか、いろいろ。


部屋には中原さんの作品が!なんて贅沢な空間なんだろう。。。と思いつつ。 就寝は21時。とりあえずデュッセルドルフの1日目は無事終わりました。ここまでは順調。

3月16日はケルンのルートヴィヒ美術館です。


 
 
 

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